こんにちは、院長の栗木安弘です。
患者さんは50代で、幼少時からアトピー性皮膚炎です。
漢方薬やビオチンなど、今までさまざまな治療をしておりましたが、平成28年栄養療法希望のため受診となりました。
始めの3〜4年は、栄養療法を行なっても皮膚の調子が悪く、ステロイド内服や外用、免疫抑制剤の服用を併用しており、症状は一進一退でした。
それでも月1回はきっちり受診し、サプリメントもまじめに継続されていました。
昨年あたりから皮膚の調子も良くなり、今では保湿剤を少し外用する程度になっています。
個人的には、抗炎症対策が奏効したとは思いますが、自然治癒という意見もあります。
ただ栄養療法によって自然治癒力も高まります。
今年で栄養療法は始めてから7年目となります。
栄養療法にゴールはありませんが、継続することが体に良い結果に結びつくことをいつも患者さんから教えられます。