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2015.07.03

正解はない

こんにちは、院長の栗木安弘です。

この間の日曜日は品川で皮膚と栄養のセミナーがありました。
皮膚がテーマでしたが、皮膚科以外の先生も多数参加されていて、いろいろな先生方とお話をすることができました。
そのなかで、感じたことは、
長年、栄養療法を実践されているベテランの先生でも、
なかなかよくならない患者さんに行き詰って、想い悩まれているということでした。

医療には、治療ガイドラインというのがありますが、
栄養療法には、ガイドラインもなく、これが正解という答えもありません。
選択するサプリメントは症状や病態により、個人個人違ってきますので、
皮膚の症状、消化や便通の状態、血液検査結果、そのほかの問診により絞り込んで選択しますが、
理屈で分かっていても、このサプリメントをこれだけ飲めば絶対よくなるという保証はありません。

当クリニックでも、栄養療法を行っても、なかなかよくならない患者さんもおられます。
よくならない患者さんはなぜよくならないのか?
よくならならず、こうしたらよくなった患者さん
をいろいろな先生方と検討することで、診療のヒントや解決の糸口がつかめるかと思われます。

セミナーでも申し上げたように、
慢性炎症や異化亢進といった病態に応じたタンパク質の適正な摂取だけでなく、
消化吸収、代謝(ビタミン・ミネラル、核酸)、運搬(血液)、排泄(腸内環境)をスムーズに行うことも一つのポイントだと思われます。

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