こんにちは、院長の栗木安弘です。
世間はコロナウイルスの話題ばかりですが、
ヒトというのは歴史を振り返ると常に感染症との戦いです。
皮膚の場合も、せつ(よう)、蜂窩織炎、とびひ、ヘルペス、水いぼ、水虫など多くの感染症があります。医療機関では個々の感染対策を行いますが、感染症というのは皮膚をはじめ体の免疫力の低下していることが原因です。
外から侵入する病原菌に対して体は、
皮膚や粘膜のバリア機能
皮膚や粘膜に存在する常在菌の働き
病原菌が入ってからは免疫機能
と二重三重で対抗します。
感染対策に必要な栄養はタンパク質、グルタミン、ビタミンA・C・D、亜鉛、鉄です。
抗菌効果はオリーブ葉、ラクトフェリン、免疫に関わるリンパ球の働きは腸内環境です。
つまり栄養が重要となりますが、食や栄養に関してはTVでの専門家は、
「バランスの良い食事」「○○で免疫アップ」「野菜中心」ばかりです。
食事も大事ですが、予防や治療効果をアップさせる場合には至適量の栄養を摂取しなければなりません。