こんにちは、院長の栗木安弘です。
昨日ダウンタウンの番組で職業病について紹介されており、
プロボウラーはスイカをボウリングの玉を持つようにつかむかどうか、
プロレスラーに寝起きでスリーカウントをして、すぐ起き上がるかどうかなどが検証されていました。
私は皮膚科医なので、プライベートでも電車の中、地下街、ショッピングセンターなど、
人が多い場所ではついつい他人の皮膚の状態が目に入ります。
栄養療法を学ぶ前は、道行く人の皮膚の異常をチラッとみては、
「○○病、治療は△△外用剤」
「ここに大きなイボがあるなぁ。治療はこれこれがベスト」
「えらい場所にホクロができている。手術はこうやってしよう」
といった病名や治療プランが頭のなかから自動的に湧いてきました。
しかし栄養療法を学ぶようになってからは、
「この皮膚の状態は鉄が足りない」
「皮膚が赤くなっているのでビタミンB群が少ない」
「耳切れ、ジクジクだから亜鉛かぁ」
と栄養状態を予想するようになりました。
学んできたことや知識の違いにより、皮膚を診る目がこんなに変わるかと、自分でも驚いています。