こんにちは、院長の栗木安弘です。
昨日は大阪梅田で近畿皮膚科集談会がありました。
私も発表のため会場に向かっていましたが、
途中で発表データが入ったUSBがかばんに入っていないことに気が付きました。
こんなことは今までなかったので、
気づいた瞬間、ただでさえ蒸し暑かったのに、冷や汗が全身からあふれ出て、
「どうしよう」
「引き換えして帰るか」
「演題取り消しにしようか」
と思いましたが、いずれにしても学会に報告しないといけないので、気を取り直して会場に向かいました。
一応事務局の担当の方に事情を説明し、データはクラウド上に保存していたため、パソコンをお借りしてうまく取り込むことができました。ただしダウンロードに時間がかかり、発表の時間は間に合わなかったのでずらしていただきました。
事務局に方々、座長の先生大変ご迷惑をおかけしました。
発表はリーキーガットに関する内容であり、
学会が認めないこの疾患は予想通りお偉い先生から厳しいご指摘を受けました。
しかし、珍しい疾患、治療に難渋した疾患、難しい研究ばかりが学会テーマのなか、リーキーガットという広く一般には知られていても医師の間では全く認知されないこの疾患を知っていただくよい機会であったと思われました。
そんなわけで昨日は大雨も重なりてんやわんやの学会でした。