ブログ

2022.10.05

サプリ代

こんにちは、院長の栗木安弘です。
クリニックで栄養療法を実践されている患者さんのサプリメント代は平均は1〜3万/月というところです。もちろん、
 栄養療法やサプリメントに大変興味がある
 早く症状や病気を改善したい
 病気の予防、アンチエイジング
など、目的によって異なりますが、なかには10万前後/月の方もおられます。
私自身は栄養療法が半分趣味ですので色々飲んでいます。
また新しいサプリメントも安全な人体実験と思って一通り試しています。
車や洋服や旅行、健康診断や人間ドックなど、何にお金をかけるかは個人の自由ですが、
私自身は筋トレ代も含めて、予防や見た目にお金をかけたいと思います。

2022.09.28

胃がん

こんにちは、院長の栗木安弘です。

先日、ピロリ菌についてのZoom勉強会に参加しました。
栄養療法に出会う前までは、ピロリ菌には全く関心がなく、
好きなもの食べて、やりがいや使命感だけで無理して仕事をしておりました。
当然こんなことしておりますと不調も生じます。
そのなかで、特にひどかったのは空腹時の胃痛でした。
薄々は胃炎か胃潰瘍だと思っていましたが、
検査も面倒だったので、適当に胃薬を飲んで誤魔化していました。
栄養療法で血液検査等を学んでいくと、やはり検査でピロリ菌が陽性でした。
除菌をして栄養療法を続けていくうちに、
ピロリ菌も減少、胃の炎症や症状もなくなりました。
元々尿酸が低いがん家系だったので、放置したままだとおそらく胃がんになっていたでしょう。
栄養療法を学んでよかったなぁとつくづく思います。

2022.09.20

食の講演会

こんにちは、院長の栗木安弘です。

栄養科学博士のオーガスト・ハーゲスハイマーさんの食の講演会に参加しました。
食事を見直して健康を取り戻すことは重要ですが、
今はさまざまな食に関する情報が溢れているため何を信用していいのか分かりません。
そういった疑問や知識の整理について、体本来の働きから考える理想的な食事を、分かりやすく楽しくお話しを聞かせていただきました。
良質な油、タンパク質と緑黄色野菜、糖質は減らすことが理想的な食事です。
ただ、これだけ糖質や加工食品が溢れている世の中で実践するのは難しく、演者は80%の努力でいいとのことで、ご自身も1回/週はピザやパスタなどを堪能されています。

世の中にはさまざまな食事療法がありますが、オーソモレキュラーはこうした食事の見直しに加え、サプリメント使用することが前提の治療法です。そのため、栄養に精通した医師のもとで定期的な診察や血液検査を行うことが望ましいと考えます。しかし最近は書籍やSNSだけの情報だけで安価なサプリメントを飲まれている方も少なくありません。

2022.09.12

岡本太郎展

こんにちは、院長の栗木安弘です。

普段美術館はあまり行きませんが、こちらは大変興味があって観に行ってきました。
岡本太郎といえば、子供の頃にバラエティ番組を見て、
「独特の目つきをした変わったおじさんだなぁ」という印象しかありませんでした。
作品は大阪万博の『太陽の塔』が有名ですが、
館内には、色彩豊かな多くの絵画やオブジェがたくさん展示しており、
また近鉄バッファローズのロゴまでデザインされていて驚きした。
よく天才は時代が追いついていないと言われますが、
岡本太郎の感性は、今の時代でもまだ追いついていない気がしました。

2022.09.08

保湿は外せない

アトピー 性皮膚炎のweb講演会を拝聴しました。
製薬会社主催ですので、最近注目されている新薬の効果をアピールした内容でした。
新薬でアトピー性皮膚炎はよくなっても、
保湿は続ける必要があるということを強調されていました。→いつまで続けるねん。

皮膚科医の頭のなかは、アトピー 性皮膚炎には保湿が何がなんでも必須のようですが、皮膚の仕組みや代謝を理解すれば、本来は体の内側から潤いを取り戻すことも重要です。
お偉い先生方は乾燥肌がアトピー性皮膚炎の原因と考えておられるようですが、
保湿のほとんどしない発展途上国や原住民ではアトピー性皮膚炎はほとんどいません。
そういったところから病気の原因を探っていく必要があるかもしれません。

2022.08.30

サブスペシャリティ

こんにちは、院長の栗木安弘です。

皮膚科の中でも、さらに専門性を高めるためにサブスペシャリティーがいます。
私自身も、病院勤務の頃は“自称”、
アトピー、脂漏性皮膚炎、褥瘡、皮膚潰瘍、皮膚外科、皮膚病理診断を専門や得意分野としており、こうした学会や講演会などによく参加しておりました。
そして勤務医のまま、専門性を高めて医者人生が終わると思っていました。
しかし、栄養療法に出会ってからは、
栄養が専門となり、クリニックを開設し現在に至ってこのようなブログを書いております。
当初、考えていた人生とは大きく変わってしまいましたが、
栄養を専門にすると、皮膚科診療だけでなく、
自身や家族の健康向上や予防など、役立つことばかりです。
栄養療法というわけのわからん治療をして、
同業者から批判もありましたが、この道を選んでよかったなぁと思います。

2022.08.20

鉄の理解

こんにちは、院長の栗木安弘です。

こちらも何度もブログに書いていますが、
医療は、貧血という身近な疾患でさえ正しく理解されず対応されていません。
栄養療法を勉強するようになって、一番最初に学んだのは鉄でした。
それまでは貧血があれば何も考えずに保険適応の鉄剤を投与をしていました。
皮膚に関しても鉄はほとんど関係ないと思っていました。

鉄代謝から始まり、貧血の種類、検査の進め方、貧血の原因、鉄剤の問題、皮膚と鉄、ヘム鉄やサプリメントなど、鉄に関しては書籍やセミナーで多くのことを学びました。
鉄だけでなく、栄養というのはメディアや書籍では正しく紹介されていないことがほとんどです。しかも治療に応用するという発想もほとんどありません。
栄養療法に興味のある医師や一般の方は、まず最初に鉄の知識を得ることをお勧めします。
特に女性は、食事を見直してヘム鉄を飲むだけでも多くの方が改善するかと思います。

ヘム鉄

2022.08.10

NB-X

こんにちは、院長の栗木安弘です。

クリニックで使用しているビタミンB群サプリメントです。
天然素材で高容量、ビタミンB群の働きに必要な核酸、
肝臓を保護するイノシトール、脂肪を燃やすカルニチン、動脈硬化を防ぐベタイン
などが含まれています。
サプリメント開発者に教えてもらいましたが、こちらを作るためには、原材料や配合調整など、相当手間のかかる技術が必要ということです。
NB -Xは、疲れやすい、イライラ、肩こり、集中力低下、うつ、発達障害、糖質やアルコール過多、脂肪肝、糖尿病、口内炎、皮膚トラブルの方にお勧めです。
基本は、4〜6個/日ですが、調子が悪い時にはそれ以上でも可能です。
私自身はもう十数年飲んでいますが、
一番実感するのはやはり「疲れにくい」ということです。

2022.07.26

症例セミナー

こんにちは、院長の栗木安弘です。

日曜日は大阪で栄養の症例セミナーがありました。
テーマは不定愁訴で、3名の講師の先生がご登壇されお話を伺いました。
不定愁訴で多いのが疲労感で、ビタミンB群や鉄が重要であることを改めて認識しました。
また巷で勧められているキレート鉄による鉄過剰も紹介され、
安価な海外製サプリメントはやはり注意が必要だと感じました。
大阪開催でしたので、関西で栄養療法を実践されている第一線の先生ばかりでした。
いつも思いますが、皮膚科ばかりでなく違う分野の先生方と交流したり意見交換することは、栄養だけでなく普段の診療にとても役に立ちます。

2022.07.20

間違いだらけのアトピー性皮膚炎診療

こんにちは、院長の栗木安弘です。

日本のアトピー性皮膚炎の標準治療というのは、
 ヘパリン類似物質の併用
 新生児期からの保湿
 TARC測定による外用指導
 1FTUやプロアクティブ療法
であり、私はあまり指導しておりませんが、こうした治療はどこの皮膚科でも行われており、最近ではデュピルマブやJAK阻害剤という新薬も続々と出ております。

著者は元大学病院の皮膚科教授でありながら、世界標準とは違う
日本のアトピー性皮膚炎の標準治療というものを検証しその問題点を明確に指摘されています。
詳細は述べませんが、保湿や新薬の併用ではなく、ステロイド外用の使い方を見直して適切に使用すべきであることを強調されています。
学会の言いなりみたいな医師が多いなか、こうした医師がおられることに驚きました。
とても参考になる内容でしたが、個人的にはステロイドに加えて栄養療法併用が最強かと思います。

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