かゆみのない生活
こんにちは、院長の栗木安弘です。
かゆみのない生活が理想ですが、体のサインであるかゆみはなかなか無くすことは難しいようです。
それでもある程度抑えないと、
仕事や勉強がはかどらない、眠れない、イライラ
の原因となります。
かゆみに対しては、抗アレルギー剤ですが、眠気や倦怠感などの副作用もありす。
コラーゲンを補充することで、かゆみが抑制される報告もありますので、
①コラーゲンの糖化を抑制するための糖質制限
②コラーゲンの材料である(鉄やビタミンCやアミノ酸)
の補給となります。逆に言えば糖質過剰や栄養障害で容易にかゆみが起こります。
またカルシウムやマグネシウムもヒスタミンを抑制します。
かゆみは我慢できません。掻いても直ぐに回復するような丈夫な皮膚を保つことが重要です。
マスカレード・ナイト
こんにちは、院長の栗木安弘です。
緊急事態宣言下で座席数は半分でしたが、ほぼ満席に近い状態でした。
マスカレード・ホテルの続編でまたまた同じホテルが舞台の殺人ミステリーです。
キムタクの映画はハズレが少ないのと、上品で豪華なホテルが舞台で、ユーモアと感動とサスペンスが詰まっていて、今年の日本映画では1〜2位くらいでした。
俳優さんも役にぴったりで、特に刑事役の渡部篤郎(一切笑わない)、梶原善(一人コメディ)はマイペースなハマり役でした。
いくつか指摘をしますと、舞台が大晦日カウントダウンパーティでしたので、年末に公開すればよかったのと(コロナ禍の影響かも)、一流ホテルの割に入り口の扉やロビーは小さく(一応セットだそうです)、ロビーにいる人が不自然なほど多いというところでした。
それでもこの作品は3作目も制作して欲しいと思います。
理想のサプリメント
こんにちは、院長の栗木安弘です。
クリニックでのサプリメントは有名メーカーや大手の会社ではなく、あまり知られていない会社から医療機関向けに提供されています。
栄養療法に出会った当初は、聞いたこともない会社でしたので、サプリメントも半信半疑で疑り深い目でみておりましたが、今では10数年のお付き合いがあります。
栄養療法で使用するサプリメントは、
天然成分、安全性が高い
吸収しやすいように工夫
老若男女、妊婦、病気の方でも使用可能
血液検査で評価が可能
というのが特徴で、「栄養の欠乏症だけを防ぐ」一般サプリメントとは全く別物と理解した方がよいかと思います。
誕生日
こんにちは、院長の栗木安弘です。
今日は誕生日です。
この歳になって今まで大きな病気をしなかったのは栄養療法のおかげかもしれません。
栄養の正しい知識
病気と栄養
サプリメントの理解
これらを勉強することが予防や自身の健康につながることを改めて実感します。
引き続き「栄養と血液検査の深読み」をライフワークとして、
医療のお世話にならないようにセルフケアしたいと思います。
血液検査の理解
こんにちは、院長の栗木安弘です。
栄養療法を勉強した医師は既にご存知ですが、血液検査は、基準値がすべて正しいわけではありません。また結果というのは、採血手技や体位以外に、栄養障害、軽い炎症、軽い溶血、脱水等で、上昇低下するため、初回の場合には本来の数値が出ないことがよくあります。
これをマスクされたデータといいます。
この理論を理解した時、栄養療法ってすごいなぁと感じました。
マツコデラックスは明らかに脂肪肝体型ですが、実は血液検査結果は全く異常がないとおっしゃっています。これもおそらくマスクされた状態と推測します。
このご時世、マスクは必要ですが、血液検査に関してはマスクを外すことが重要です。
基準値の決め方やマスク理論が理解されるようになれば、病気の原因や病態の理解もグッと進んでいきます。
ただ一旦決められた血液検査項目や基準値を全面的に見直すことは手間と労力、そしてそれ以上に頭の固い医師の理解が必要となります。
炎症体質
こんにちは、院長の栗木安弘です。
炎症の評価は、CRP以外に、白血球(分画)、蛋白分画、AST,ALT、LDH、銅と亜鉛、フェリチンなどいくつかの項目で判断します。
炎症は誰でも起こりますが、持続する場合が問題です。
慢性炎症は、組織の線維化や血栓形成を生じ、炎症を起こす部位によってアトピー、乾癬、関節リウマチ、膠原病、潰瘍性大腸炎、動脈硬化、がん、認知症、肝炎につながります。
通常はステロイドや免疫抑制剤が使用されますが、栄養での抗炎症対策は、
糖質(血糖)コントロール
EPA/DHA(+SPM)などの油
消化管対策(ビタミンD、グルタミン、亜鉛、善玉菌や食物繊維など)
タンパク質やビタミンB群・C・Eなどの副腎対策
その他の天然抗炎症成分の投与
などがあげられます。
皮膚においては、赤味が強い、虫に刺されが赤く腫れる、傷跡が残りやすい、苔癬化という方にはこうした栄養アプローチを普段からお勧めします。
子供にサプリメント
こんにちは、院長の栗木安弘です。
世間一般にはこういった発想はありません。
医療ではエビデンスの乏しいサプリメントは推奨されず、栄養学ではサプリメントに頼らず食事(バランスや野菜)での栄養補給が勧められます。
また市場に出回っているサプリメントには小児手の届かないところの保管や、年齢制限が設けられています。
子供は成長発達のために非常に多くの栄養を必要とします。
栄養が少ないと、皮膚や粘膜や髪の毛や爪の栄養を利用することもあります。
そのため子供は、皮膚トラブル、粘膜の脆弱化(感染症やアレルギー)が生じます。
また、貧血や糖質過剰(血糖値の変動)、摂取する油によって、子供の脳や行動にも影響を及ぼします。
血液検査でも、小児のほとんどが、タンパク質・ビタミンB群・鉄欠乏です。
我が家でも10年くらいサプリメントを飲ませていますが、子供への栄養療法は家族の理解と協力がないと難しいかもしれません。
ブツブツから
こんにちは、院長の栗木安弘です。
皮膚表面にあらわれたブツブツした変化を丘疹と呼びます。
丘疹は、湿疹、痒疹、ニキビ、汗疱などでよく見られ、その多くは鉄不足と考えています。
鉄不足を疑い、精密検査を進めていきますと、
鉄欠乏性貧血や潜在性鉄欠乏症
脂肪肝(←炎症や鉄利用障害)
ピロリ菌や萎縮胃
月経過多、消化管出血
リーキーガット
などが見つかることがあります。爪や髪の毛の変化も同じです。
ただし鉄が原因といっても、ヘム鉄補充だけではなく、鉄不足の原因の精査や対応、炎症を抑えるなど、個々で対応が異なります。
アトピー性皮膚炎と栄養療法
こんにちは、院長の栗木安弘です。
開業した理由の一つが、「アトピー性皮膚炎を治したい」ということでした。
勤務医時代は、なかなかよくならないアトピーに対しては、漢方薬、和食中心、金属アレルギー、純石鹸生活、オゾンやダニ防止布団、塩素除去など、をいろいろ試しましたが、結局たどり着いたのが栄養療法でした。
現在クリニックでも栄養療法を実践されているアトピーの患者さんは大勢おられます。(長い方では10年)
アトピーでの栄養療法の基本は、食事の見直し、
タンパク質、ビタミンB群、ビタミンA、ビタミンC、ビタミンD、亜鉛、鉄などの栄養補給と慢性炎症対策(主に胃腸)です。
アトピーの標準治療は誰でも同じですが、栄養療法は患者さんの皮膚の状態や血液検査や遅延型食物アレルギー検査の結果、そして予算によって優先させる栄養アプローチは異なります。また薬剤と異なり安全性も高く、根気よく継続することをお勧めしております。
栄養オタク
こんにちは、院長の栗木安弘です。
今では立派な栄養サプリオタクになっていますが、20代〜30代後半までは仕事優先で食事は適当、夜はアルコール、タバコ1日1箱など、振り返るとずいぶん不健康な生活をしていました。そのせいか、肌荒れニキビ、疲労感、胃痛、歯のトラブル、悪夢、扁桃腺腫大などの症状がたびたびありました。それでも、「まだ若いし大丈夫」といった根拠のない自信と、診察と薬で安心していました。
幸いにも約10数年前に栄養療法に出会い、栄養の勉強をしていくと、
正しい栄養の知識、病気と栄養の関係、医療の問題点や盲点、サプリメントの理解とその必要性を知るようになり「自分の体は自分で守らねば」を自覚するようになりました。
サプリメントを飲み始めて10年弱経ちますが、おかげさまで大病もなく元気に過ごしています。個人的には、医療のお世話になりたくないのと、最適な健康状態を保つために栄養療法を続けたいと思っています。