こんにちは、院長の栗木安弘です。
たまには皮膚科のことも書かないといけませんが、
よく見られるスキンケアや保湿の話ではなく、やはりここでも栄養です。
保湿といえば、保湿剤を塗ることしか皮膚科医は頭にありませんが、内側から十分な栄養補給により皮膚の機能を正常化することも皮膚の潤いには有効です。
皮膚の保湿機能には、
正常な角質層:アミノ酸、セラミド・コレステロール(脂質)
正常な角化:亜鉛、ビタミンA・D
丈夫な真皮:コラーゲン(アミノ酸、鉄、ビタミンC)、ヒアルロン酸など
皮脂膜の合成や分泌
などが影響します。
当然洗いすぎ、空気の乾燥といった環境要因も大きいですが、こうした栄養が十分あれば皮膚の回復も早いはずです。
最近では、N–アセチルグルコサミンというヒアルロン酸の前駆物質も乾燥肌に効果的ですので、N–アセチルグルコサミン含有のサプリメントもクリニックではお勧めしております。
2019.12.23