こんにちは、院長の栗木安弘です。
先週の土曜日に、ニキビの新しいぬり薬の発売を記念した講演会に参加しました。
おもにニキビのスキンケア、標準治療に関する内容でした。
とくにスキンケアもいろいろなやり方があるようで、
最近の論文や研究データを交えた科学的でとても興味深い内容でした。
今後益々スキンケアの必要性が注目され、指導が皮膚科医により徹底されると思いますが、
個人的には、①1日2回の洗顔 ②保湿、③日焼け止め外用、
といった正しいスキンケアは、
実際やるとなれば手間も時間もかかり、忙しい方はなかなかは続かない気がしますし、
長期に使用する場合、アレルギーやかぶれも原因にもつながります。
スキンケアは一時的で、もっとシンプルでええ加減でよいかと思われます。
むしろ皮膚の代謝を分子レベルで理解すれば、
皮膚に必要な成分を外側からではなく、内側から補給することが自然で効果的だと思われます。
講演でビタミン剤について述べておられましたが、長く続ける場合には、ビタミン剤という人工物ではなく、
タンパク質、鉄、亜鉛、ビタミンA・B群・C・E、コンドロイチンといった、
皮膚の代謝に必要な栄養素を天然サプリメントにより大量に補給することです。
十分な栄養を皮膚に送り続けることで、美しく強くするスキンケアが可能となります。