ブログ

2024.07.22

近畿皮膚科集談会で発表しました。

こんにちは、院長の栗木安弘です

今回はマラセチアとフケ症についてです。
フケ症の多くは、ひどい時はステロイド、軽い時は抗真菌薬、ビタミン剤の処方ですが、医者としてこんな対応でほんまにいいのでしょうか?

実はフケ症も栄養の問題が背景にあります。
栄養の評価は血液検査で行いますが、皮膚の症状や今回発表したマラセチア検査からも予想はつきます。フケ症の方は糖質やアルコールが多く、逆にビタミンB群や亜鉛不足の方が結構います。フケ症がなかなかよくならない方は食生活の見直しや栄養療法をお勧めします。
学会は珍しい疾患や治療、病理組織の検討ばかりで、参加された方は興味がないのか内容が難しいのか分かりませんが、発表後はフロアからは誰一人も質問はありませんでした。それにしても京都は暑かったです。

株式会社MSS オーソモレキュラー研究会 ambrosia 乳酸菌生成エキス アルベックス

MSSダイレクト