こんにちは、院長の栗木安弘です。
6月に開催される皮膚科学会総会で発表します。
アトピー性皮膚炎の治療の進歩は目覚ましく、ここ数年は点滴や注射による炎症やかゆみを抑える治療が主体となっています。
しかし、こうした薬物主体の治療に疑問を持ち、クリニックを受診されるアトピー性皮膚炎の患者さんも少なくありません。
栄養療法によってアトピー性皮膚炎も改善することは間違いありませんが、即効性のある薬と異なり効果が現れるまでは1〜3年くらいかかります。
当然その間にも皮膚はさまざまな刺激で一進一退を繰り返します。(これで栄養療法をやめてしまう方もいます)悪化すれば薬物も使用しますが、今回発表する内容は薬物治療は一切していません。
アトピーという病名治療もよろしいが、体(皮膚)というのは栄養によって新しく作られ自然治癒力が上がることを理解してほしいと思います。