コエンザイムQ10
こんにちは、院長の栗木安弘です
コエンザイムQ10は、テレビや雑誌の美容特集や広告で紹介されていますが、それが一体どういうものかご存知である方は少ないと思います。
コエンザイムQ10はエネルギーを多く使う心臓の細胞にたくさん含まれていて、50歳を過ぎてくると減少していきます。不足することで、炎症を容易に引き起こしたり、がんの発生や、老化の促進となります。コエンザイムQ10の産生はコレステロールと同じ経路で作られますので、コレステロールを下げるお薬(スタチン系)を飲まれている方や心臓の働きが悪い方は積極的な摂取をおすすめします。
コエンザイムQ10は保険薬もありますが、用量が30mg /日と少ないため日本ではほとんど使用されません。ちなみに拡張型心筋症である父は400mg /日のコエンザイムQ10を飲んでいます。
皮膚内科医
こんにちは、院長の栗木安弘です。
病気を診断して治療することも重要ですが、皮膚も含めて慢性疾患の場合、まず患者さんに生じている生化学的異常を把握するようにしています。
自身は皮膚科医ですが、こうした生化学的異常を是正することが皮膚の根本的な治療と確信しています。内臓は内科、皮膚は皮膚科とお思いですが、内臓にも精通した皮膚科医も必要です。
今日は今年最後の診療でした。
来年も多くの方に「皮膚は内臓(栄養)の鏡」を理解して頂くように努力したいと思います。
寅年にちなんで家の猫(茶トラ)を載せておきます。
栄養療法希望
こんにちは、院長の栗木安弘です。
開業したときはそうでもありませんでしたが、ここ数年はインターネットやSNSなどの影響で、栄養や栄養療法(オーソモレキュラー)に興味をもたれる方も多くなってきました。
クリニックを受診される方は、
長年皮膚でお悩みで皮膚科に行ってもよくならない
血液検査で自身の栄養状態を詳しく知りたい
薬に頼りたくない、予防や美容目的
根本的に治したい
という方が多く、ありがたいことに遠方からの方も少なくありません。
一般の方には理解が得られる栄養療法ですが、医師のなかでは、やはり「科学的根拠が乏しい」「ニセ医学」「サプリメントなんか効かない」といった批判的な意見をお持ちの方も少なくありません。栄養療法を知るようになった頃は私も同じ意見でしたが、10年以上この勉強をしていますと、栄養療法は普段の診療や生きていくうえではは欠かせないものとなります。
症例検討
こんにちは、院長の栗木安弘です。
日曜日は品川で久々の栄養療法の症例検討会でした。
Zoom配信もされていましたが、1年9ヶ月ぶりのセミナーということもあり、
また関係者にお会いしたかったのもあって実際に会場まで足を運んで行きました。
講義はたった3時間でしたが、貧血、アトピー、脂肪肝、うつ、コロナ感染など、
栄養療法を継続することの重要性を改めて感じました。
サプリメント会社の社長が、
「栄養療法は、健康を取り戻すお手伝いができる」おっしゃっていたのが印象的でした。
久々の再会でしたので参加者と記念撮影しました。
理想のサプリメント
こんにちは、院長の栗木安弘です。
クリニックでのサプリメントは有名メーカーや大手の会社ではなく、あまり知られていない会社から医療機関向けに提供されています。
栄養療法に出会った当初は、聞いたこともない会社でしたので、サプリメントも半信半疑で疑り深い目でみておりましたが、今では10数年のお付き合いがあります。
栄養療法で使用するサプリメントは、
天然成分、安全性が高い
吸収しやすいように工夫
老若男女、妊婦、病気の方でも使用可能
血液検査で評価が可能
というのが特徴で、「栄養の欠乏症だけを防ぐ」一般サプリメントとは全く別物と理解した方がよいかと思います。
栄養オタク
こんにちは、院長の栗木安弘です。
今では立派な栄養サプリオタクになっていますが、20代〜30代後半までは仕事優先で食事は適当、夜はアルコール、タバコ1日1箱など、振り返るとずいぶん不健康な生活をしていました。そのせいか、肌荒れニキビ、疲労感、胃痛、歯のトラブル、悪夢、扁桃腺腫大などの症状がたびたびありました。それでも、「まだ若いし大丈夫」といった根拠のない自信と、診察と薬で安心していました。
幸いにも約10数年前に栄養療法に出会い、栄養の勉強をしていくと、
正しい栄養の知識、病気と栄養の関係、医療の問題点や盲点、サプリメントの理解とその必要性を知るようになり「自分の体は自分で守らねば」を自覚するようになりました。
サプリメントを飲み始めて10年弱経ちますが、おかげさまで大病もなく元気に過ごしています。個人的には、医療のお世話になりたくないのと、最適な健康状態を保つために栄養療法を続けたいと思っています。
食事と栄養と皮膚
こんにちは、院長の栗木安弘です。
皮膚科クリニックといえば、レーザーや美容処置といった自費診療を取り入れるところがほとんどですが、当クリニックはそういったものはありません。
その代わり、通常の皮膚科ではあまり行われない、
「皮膚は臓器の一部であり、その変化は栄養のあらわれ」
という基本的な考え方を重視して開業しましたので、一般皮膚科診療に加えて、
まず食事の見直し、そしてサプリメントを用いた栄養療法をご提供しています。
サプリメントは医療用であり、血液検査で科学的に栄養の評価を行なった上でお勧めしております。
栄養療法に批判的な皮膚科医もおられますが、ここ数年は栄養療法のご相談やご希望の方も増えています。皮膚科は、安価でお手軽な外用剤、原因はアレルギーというイメージがありますが、栄養によって体(皮膚)の機能を向上させることも必要だと考えています。
来なくなった患者さん2
こんにちは、院長の栗木安弘です。
このタイトルで以前も投稿しましたが、改めて振り返ってみると、
栄養療法がうまく行かなかったのは、
①フェリチンばかり見ていた
②炎症を見逃していた
③薬を併用しなかった
というのが理由かもしれません。
もちろん検査の読み方が甘かったことや、サプリメントの種類が少なかったこと、自身の知識が乏しかったこともありますが、改めて来られなくなった患者さんの血液検査を見直してみると、何が行けなかったのかが少し分かる気がします。
血液検査は病態把握のための情報が詰まっています。
せっかく痛い思いをして頂いた貴重な血液です。
「異常なし」「問題なし」だけでは患者さんに申し訳ありません。
常に見直して有益な情報を提供することが必要と思っています。
栄養療法希望
こんにちは、院長の栗木安弘です。
最近、インターネットで栄養療法を検索して、当クリニックを受診される患者さんも増えて来ました。
どこの医療機関を受診してもよくならない
病気の原因を知りたい
根本的な治療を希望
薬を減らしたい、薬に頼りたくない
アトピーやニキビや蕁麻疹が治らない
など、現代医療に満足されない方が多いと感じます。
世に中にさまざまざ治療法がありますが、栄養療法は、
血液検査によって科学的に体の評価が可能
老若男女誰でも実践可能
長期間でも安全性が高い
副作用や後遺症軽減
など医療では苦手な部分をカバーできるのが大きな特徴と言えます。
オリーブ葉
こんにちは、院長の栗木安弘です。
こちらも栄養療法を学ぶようになって知りました。
オリーブ葉には抗菌作用が知られており、
ウイルス、細菌、真菌、寄生虫などの殺菌効果が期待できます。
インターネットでもオリーブ葉のサプリメントが多数販売されていますが、中身は随分違っており効果も不明です。そのため厚労省などはこうしたサプリメントに注意喚起しておりますが、クリニックで扱っているものは、その効果は実証されていますので、大いにお勧めしたいと思います。
一般には、風邪、肺炎、インフルエンザの予防や症状緩和、
皮膚科の場合には、難治性イボ、再発性ヘルペス、尖圭コンジローマ、慢性膿皮症
や抗菌剤飲めない方が適応で、実際よくなられた方もたくさんいます。
どのくらいの量を摂取するのがいいかは紹介できませんが、
私自身や家族はコロナ対策でビタミンDと一緒によく飲んでいます。