こんにちは、院長の栗木安弘です。
「サプリメントは必要なし」
「食事の栄養で十分」
「食事を変えれば〇〇はよくなる」
を強調される方が多く、書店に行けば、〇〇食というような食事療法を推し進めている本が山のように並んでいます。
確かに食事を見直すことで一部の疾患や症状も改善し、サプリメントは必要ないかと思われますが、 栄養療法の基本はドーズレスポンスという概念に基づいており、
食事摂取や自己で生合成できる栄養量より10~100倍以上の栄養を摂取することに意味があります。
食事の見直し、サプリメントなしで越したことはありませんが、
栄養を多く摂取することで予防効果や治癒力が高まっていきます。
つまり、栄養療法は食事とサプリメントを用いた“治療法”だということですが、
現実は、「食事に含まれた栄養、バランスのよい食事、サプリメントに頼らない」というのが金科玉条のようであって、こうしたスタンスの強いTVの健康番組では、番組スポンサー等の影響もあって、特定のサプリメント会社のサプリメントを用いたこの画期的な栄養療法は残念ながら大きく紹介されることはありません。