こんにちは、院長の栗木安弘です。
従来の栄養学の考え方は、
栄養は食事が基本(カロリー中心やバランス)
ビタミンの欠乏症は今の世の中少ない
水溶性ビタミンは多く摂取しても尿から排泄するので無駄
脂溶性ビタミンは過剰症に注意
という古典的栄養学ですので、ビタミン補充は保険適応のビタミン剤で十分であり、サプリメントに対しては消極的あるいは否定的です。
分子栄養学は古典的栄養学とは全く異なり、サプリメントを用いてより多くの栄養を摂取します。栄養の摂りすぎを懸念されますが、細胞や組織の機能を回復させる適正量(至適量)という考え方です。
最近購入した書籍ですが、いくつか勉強にはなる点はありましたが、ご年配の医師が書かれているのもあって残念ながら古典的栄養学が基本の内容でした。