こんにちは、院長の栗木安弘です。
女性は化粧水や乳液などは日常生活の一部でそれほど面倒ではありません。
しかし、それに加えて、治療のために軟膏やクリームをぬるという作業は、
仕事や育児(子供にぬる)をされている方は忙しくてぬる時間もありませんし、
高齢者や障害のある方は部位や範囲によって難しい
頭部や背中は見えない
全身には無理
手足はべたつくし、仕事中は無理
など、ぬり薬は、万人向きではないし、案外手間がかかり、面倒で続かないことが多いようです。
それでも皮膚科の多くは、
「スキンケア、スキンケア」
「ステロイドはしっかりぬる(なおらないのはぬり方が悪い)」
「やめずに2~3回/週はぬること」
「あれをぬって、次にそれをぬって、最後にこれ…」
という外用中心のケアや指導されることがほとんどです。
皮膚科の場合、ぬり薬を中心に考えるのは仕方がないかもしれませんが、
ぬるために生きている、生活しているのではありません。
やはり外用は患者さんの負担の少ないようにシンプルにして、
できるだけ内面から皮膚を丈夫にさせることが自然治癒力のアップにつながります。