こんにちは、院長の栗木安弘です。
昨日の番組で取り上げておられました。
皮膚からアレルギー物質が入って食物アレルギーを引き起こすということです。
そのためスキンケアの重要性を強調されていましたが、
保湿剤や塗り薬にも主成分以外に保存料や添加物が含まれています。
皮膚に長期間塗布することでそれらに感作される可能性はないのでしょうか。
他の医師がアレルギー発症と免疫力の話をされておりましたが、皮膚や粘膜は免疫の最前線です。皮膚に必要な栄養によって皮膚バリア機能を上げることがアレルギー反応を抑えたり感作を防ぐ対策ではないかと思います。
また、若い女性に感作が増えているということですが、
鉄不足や貧血など栄養障害がベースにあるかもしれません。
食生活の乱れで腸内環境も悪化している可能性もあります。
番組を観て共感される医師は多いと思いますが、
私は皮膚科専門医もやはり塗ることしか頭にないなぁと感じました。