こんにちは、院長の栗木安弘です。
この土日は大阪で日本皮膚科学会中部支部総会が開催されました。
今回は私の元医局である兵庫医大皮膚科が主催でしたので、
私も微力ながらポスターならびに口頭での発表をさせていただきました。
内容はお馴染みの栄養やサプリメント関係で、一部の先生には大変興味を持っていただきました。
学会全体としては今回は、
難しい研究結果
難渋例、手術例
新しく承認された抗がん剤(抗PD1関係)の副作用症例
水疱症の遺伝子診断
乾癬の生物学的製剤の使い分け
などとても研究色や専門性の高い内容で勉強になりましたが、クリニックレベルでの応用はなかなか難しいと感じました。
診断確定に必要な特殊な検査、状態に合わせた薬の使い分け、特殊な手技や手術なども必要でしょうが、
皮膚は内臓(栄養)の鏡、皮膚をよくするためには、
正しい診断やガイドラインによる適切な治療だけでなく、まずこうした体内環境の改善にも注目していただきたいと思っています。