こんにちは、院長の栗木安弘です。
先日、京都で栄養と食とアンチエイジングのセミナーがありました。
講演内ではパラダイムシフトという言葉が出てきましたが、
パラダイムシフトとは、
ある時代・集団を支配する考え方が、非連続的・劇的に変化すること。
社会の規範や価値観が変わること。
パラダイムチェンジ。パラダイム変換。発想の転換。
つまり今までの常識が変わるという意味です。
医療の世界でも時々こうしたパラダイムシフトがあります。
最近では、
傷は消毒しなくてもいい
コレステロールは高い方が健康的
卵の制限はいらない
糖尿病はカロリー制限ではなく糖質制限(主食を減らす)
ケトン体は危険ではなく安全
など従来の常識が見直されているようです。
少し突っ込んだところでは、治療=薬、皮膚の治療=ぬり薬
という方程式も、そろそろ見直されてもよいかと個人的には思っています。