こんにちは、院長の栗木安弘です。
昨日は品川で「骨代謝・痛み・自己免疫疾患」の栄養セミナーがありました。
「骨や軟骨は再生しない」
「グルコサミン、コンドロイチン硫酸は効かない」
と多くの整形外科医は思っておられ、
変形した骨、摩耗した関節、すり減った軟骨に対する外科的アプローチが行われますが
栄養障害があれば術後経過や予後もよろしくありません。
またリウマチも、ステロイドやNSAID、免疫抑制剤や生物学的製剤が主流となりますが、
こうした栄養アプローチで減薬も可能となります。
やはり骨も軟骨も栄養で出来ており、通常の治療だけでなく栄養アプローチの併用が必要ですが、
食事の見直しや消化吸収改善や、効果はサプリメントの種類や量によりかなり異なります。
作日は整形外科の先生も大勢参加されていたようで、
こうした骨や軟骨やリウマチに対する詳細な栄養評価および、栄養アプローチができるような整形内科が増えればよいなぁと思いました。