こんにちは、院長の栗木安弘です。
皮膚は内臓(栄養)の鏡
という理念で皮膚科診療をしていますので、やはり内臓についての知識も必要になります。
栄養療法に出会うまで、
アミノ酸って何?、ビタミンってどれだけある?
貧血や糖尿病ってどんな病気など、
栄養や内科についての知識もほとんどない、皮膚のことしか知らない専門バカでしたが、
栄養セミナーや勉強会で、
体内の栄養代謝、栄養素、臓器や疾患と栄養の関わり、消化管・免疫機能などを幅広く学んでいくと、
皮膚や皮膚疾患と栄養って非常に関わりが深いことを認識することができます。
私自身は内臓疾患の薬物治療はできませんが、
内臓疾患の背景に栄養障害が存在し、皮膚に影響することから、
栄養アプローチによる内臓疾患の対応はある程度行えるようにしています。
表面の対応ばかりに注目し、さまざまなぬり方や処置を模索・追究・提案するのも重要ですが、
こうした考え方や内面アプローチができる皮膚科医がもっと増えてほしいと願っています。