皮膚外科
こんにちは、院長の栗木安弘です。
皮膚科を選択したのは、手術をしたいという理由もありました。
皮膚科に入局後は、皮膚の縫合や糸結びの練習、手術見学や助手などを積極的に行うなど、皮膚外科専門の先生から手術のノウハウを色々教わりました。
一般病院に勤務している頃は、皮膚腫瘍摘出、熱傷、褥瘡、足の潰瘍などの手術治療をたくさんしていました。このまま勤務医を続けて、手術の得意な皮膚科医のつもりで医者人生を歩んでいく予定でしたが、栄養療法を学ぶようになってから少し道がそれた感じでした。
手術では治らない皮膚疾患を治したいという思いが強く開業に至り、今では皮膚外科よりは栄養が専門となっています。
ただ身につけた技術や考え方は体が覚えていますので、日々の診療や処置の役に立っています。研修医時代に指導して下さった先生には大変感謝しております。
コロナで思うこと
こんにちは、院長の栗木安弘です。
コロナウイルスも新たな変異株が急拡大しております。
元々コロナウイルスというのは、風邪ウイルスとして認識されており、変異を繰り返すのが当たり前で、変異によって感染力は強くなり弱毒化していきます。
ただ一部のウイルスが強毒株となったり、「風邪は万病の元」と言われるように高齢者、免疫力低下、低栄養の方が重症化します。
インフルエンザ大流行時には大騒ぎしなかったのに、今までも変異を繰り返しているコロナウイルスに関しては、メディアが恐怖ばかりをを煽っているような気がします。
またコロナ関連のサプリメントや栄養素も報告されていますが、なぜかTVはワクチンや治療薬ばかりです。
人は常に感染症との戦いです。感染症を繰り返して免疫を獲得しますが、重症化しないためには自身の免疫力を常に強化することが一番重要となります。
学会の在り方
こんにちは、院長の栗木安弘です。
学会に参加しました。
Web開催もあって、会場内の参加者や企業出展も少なく閑散としてましたが、色々な先生方のお話を拝聴すると大変勉強になります。ただ一方で、診断や治療の議論ばかりでなく、もっと予防や栄養についても取り上げてほしいと思いました。
医学の発展という名目の学会ですが、毎年開催されるにも関わらず、医療費や病気は一向に減っておりません。(医療費は私が医学部だった頃の2倍の約40兆円)
学会発表や運営も大変でしょうが、何か内輪だけのおめでたい学会のあり方や内容を見直すことが必要だと参加するたびに思います。
消化吸収
こんにちは、院長の栗木安弘です。
腸内環境の悪化や腸粘膜の炎症は、アレルギー発症、慢性炎症、膠原病、栄養障害に伴う頑固なかゆみや皮膚のトラブルを生じます。
そのため腸には食物繊維や発酵食品を摂取することが勧められています。
ただ腸はテニスコート大の広さに加えて約100兆個の菌が住んでいますので、食べ物やヨーグルトやヤク◯トだけでは、腸を変えるのは至難の技と思われます。
胃腸は、
①消化力を上げる
②胃腸の炎症や修復
③腸内環境の改善
④有害成分の除去
という対策が必要ですので、がっつり消化吸収力をアップさせるには、目的に合った良質のサプリメントを使用する必要があります。
上司ガチャ
こんんちは、院長の栗木安弘です。
先日のモーニングショーで取り上げられていました。
上司に当たり外れがあるという意味で、
部下を人間と思っていない
責任を部下に押し付ける
口だけ、手柄を横取り、偉そう
などがハズレ上司のようで、私も研修医の時にハズレ医師が数人いたような気がします。
ただハズレでも腕のいい医師もおられましたので、良いと思った部分だけ吸収して真似するようにしていました。
私自身が尊敬できる当たり上司というのはごくわずかで、やはり共通しているのは偉くなっても常に謙虚で、現場で常に部下と働いている方でした。
誕生日
こんにちは、院長の栗木安弘です。
今日は誕生日です。
この歳になって今まで大きな病気をしなかったのは栄養療法のおかげかもしれません。
栄養の正しい知識
病気と栄養
サプリメントの理解
これらを勉強することが予防や自身の健康につながることを改めて実感します。
引き続き「栄養と血液検査の深読み」をライフワークとして、
医療のお世話にならないようにセルフケアしたいと思います。
自宅療養には栄養を
こんにちは、院長の栗木安弘です。
コロナで入院が出来ずに自宅療養を余儀なくなさるケースが増えています。
自宅療養中の対策として、急変時に備えて、
血圧、心拍数、酸素飽和度などのバイタルチェック
保健所や家族との密な連携
が提案されていますが、私自身はぜひサプリメントもお勧めしたいと思います。
コロナに限らず感染症は体力や栄養を消耗しますので、水分だけでなく十分な栄養補給が必要となります。自宅療養者にはカロリー中心のお弁当、保存が効くレトルト食品などが用意されていますが、消耗した状態では到底足りません。
特に発熱時にはタンパク質、ビタミンB群、ビタミンCが必要となり、クリニックサプリメントでは、プロテイン、グルタミン、NB−X、C1000、ビタミックス、イムノCなどをお勧めします。
コロナはただの風邪ではないかもしれませんが、療養は「栄養を十分とって温かくして寝る」が基本です。
薬の副作用
こんにちは、院長の栗木安弘です。
薬は正常な体内代謝を阻害するため、長期服用によりさまざまな栄養素が欠乏します。
もちろん、栄養障害は食生活や消化吸収力やストレスなどもあるため、薬だけによる影響を証明することは困難です。しかし、栄養障害が老化促進、不定愁訴、皮膚トラブル、発病に繋がることを理解して欲しいと思います。
また薬は、
「治療方針の転換」
「この薬は実は効果がなかった」
「新たな副作用が見つかった」
「薬の有効性研究結果の捏造」
といったニュース等で、薬を服用していた方にとって今まで何だったんだろう、ということも時々あります。薬も治療には必要不可欠です。しかし薬を扱う医師や薬剤師は、副作用の有無や薬効だけを鵜呑みにせず、長期服用による代謝問題も十分理解して対応する必要があります。
患者さんの血液検査や服用中の薬を確認をしておりますと、こうしたことをいつも感じます。
元気な高齢者
こんにちは、院長の栗木安弘です。
昨日は「在宅でよく見る皮膚疾患と栄養」というテーマで講師をさせていただきました。
クリニックでは、寝たきりや車椅子生活の高齢者のお宅に往診に行かせてもらいます。
診察時には治療だけでなく、体を作る・治癒力向上の目的で、
タンパク質を意識した食事
血液検査で栄養状態や病態の把握
サプリメントによる栄養補給
を提案させていただきます。
年を重ねれば、介護の高齢者施設のお世話になるのが当たり前のようです。
しかし私自身はそうは思いません。
皮膚、骨、血管、筋肉、ホルモンなど、
体というのは幾つになっても必要なもの作ろうとします。
至適量の栄養補給は、皮膚トラブルの軽減や予防だけでなく、高齢者を元気にすることが可能です。
木を見て森を見ず
こんにちは、院長の栗木安弘です。
病院に勤務していた頃は、
「皮膚や皮膚の病気のことは、知らないことがないように」
「皮膚に関するどんな質問にも答えられるように」
というモットーで皮膚に関する教科書や論文を読んで、知識ばかりを詰め込んでいました。当時の資料やファイルは今でも自身の宝物になっています。
ただ知識は詰め込んでも、診療の悩みや疑問は解消されませんでした。
栄養療法では、代謝の基本である生化学から始まって、貧血、消化管、肝臓、糖尿病、免疫、がん、循環器など病気と栄養とどのように関わっているかをセミナーやテキストを通して専門的に教えて頂きました。そして“皮膚は内臓(栄養)の鏡”として理解するようになると、診療で悩みや疑問が嘘のように解決していたことを思い出します。
“木を見て森を見ず”という言葉があるように、専門を追求することも必要ですが、時にはや専門分野以外に大きく目を向けることも必要です。