近畿集談会で発表しました。
こんにちは、院長の栗木安弘です。
昨日は久しぶりに学会発表しました。
たまにはこういう緊張感も必要かと思われます。
発表者は私のような年配者は少なく、
自身の子供くらいのフレッシュな若い先生がほとんどです。
昔からそうですが、地方学会は疾患や治療の発表や討論というより、
お若い先生方の勉強のためという感じです。
発表する疾患についての論文を集めて読んで発表原稿を作成します。
原稿や発表は何回もダメ出し手直しされてようやく本番という感じです。
ただ発表時間7分、討論2分というタイトなスケジュールのため、
十分理解討論されないかもしれません。
こうした古臭い発表形式ではなく、今後は全て発表は動画で演者は質疑応答だけが良いかもしれません。
慢性疾患の治し方
こんにちは、院長の栗木安弘です。
数週間前ですが、消化管対策のWebセミナーを拝聴しました。
主に消化管アプローチによる改善例を紹介して頂きました。
糖尿病、脂肪肝、高脂血症、高血圧、アレルギー(アトピー)といった慢性疾患は、
検査異常を薬で抑えたり調整するだけですので、
患者さんは定期的な受診と「いつも通りの薬」が処方され、永遠と通院が始まります。
しかし、消化管対策を行うことで減薬や病気本来の改善が期待できます。
消化対策といっても保険適応の胃薬や整腸剤ではなく、消化管に必要な栄養補給、消化を助けたり、胃腸粘膜の修復と抗炎症、プロバイオティクス、プレバイオティクスなど様々な対策が必要となり専用のサプリメントを用います。
ただこうした対策は日本はアメリカに比べて10年遅れています。
栄養療法を学ぶと病気本来の治し方を理解することができます。
学会発表
こんにちは、院長の栗木安弘です。
研修医時代は上司の命令や医局の方針で学会発表をすることが多く、スライドや原稿を作成してそのまま演壇で読むだけでした。つまり医療の発展や興味というより、プレゼンの練習や皮膚科専門医の点数稼ぎのために渋々やっていた感じがありました。
医者になってある程度年月が過ぎると渋々ではなく、自身の興味のあるフケ症やマラセチア関連での発表が多くなりましたが、栄養療法に出会ってから栄養に関する内容ばかりです。
学会の主旨と異なる栄養の発表は、年配の皮膚科医から批判される事も少なくありませんでした。
ただ様々な代替療法があるなか、できるだけ学術的な領域に留まりたいのと、栄養の素晴らしさを皮膚科医に伝えたいという思いで学会発表は続けております。
コロナも終息したようですので、また発表を再開したいと思います。
学会向け
こんにちは、院長の栗木安弘です。
この時期は学会が開催されます。
送られてくる学会のプログラムを拝見するととても興味深い内容の演題ばかりです。
最新の治療法を学ぶ学会ですが、一方で病気は益々増え医療費も高騰し続けています。
製薬会社が共催なので仕方ありませんが、
「病気を減らす、薬に頼らない医療」を目指すことも必要なのかもしれません。
そういう主旨で、栄養療法を皮膚科学会でアピールしましたが、
「やってることは正しいけど学会向けではない」
と偉い先生から指摘されたことがありました。😟
皮膚科の在り方
こんにちは、院長の栗木安弘です。
皮膚の異常というのは病名だけでなく、
なぜ皮膚の変化が起こるかを考えるべきだと常々思っています。
そういう私も全て理解しているとは言い難いですが、皮膚は内臓(栄養)の表れとすれば、なぜその変化が生じるかはある程度分かってきます。
ただそこまで追求すると診察時間がいくらあっても足りなくなり、治りにくい疾患では説明するのに1時間くらいかかることもあります。
診療単価の安い皮膚科でこうした診療は経営的に難しく、多くのクリニックは短時間で多くの患者さんを診察するか、自費のレーザーや高額な美容処置を取り入れていることがほとんどです。
こうした対応に不満や疑問を抱く患者さんもおられ、私のように内面に目を向けた皮膚の対応も必要かと思っています。
アトピー講演会
こんにちは、院長の栗木安弘です。
昨日は久々のアトピー性皮膚炎市民講座で、
患者さんの体験談や最新のアトピー治療についてのお話でした。
「アトピーは治るのか?」「特効薬は?」「アトピーの食事」
などの意見や質問はありましたが、明確な答えは出なかったようです。
アトピー性皮膚炎に100%効く治療法はなく、
治療目標(痒みや皮疹がない状態)は個々で違ってきます。
講演内容から、やはり内面からの様々な対策が必要で、治療を生活の中心にせず、
好きなことをしてゆっくり自然治癒力に任せることがベストなのかもしれません。
そういった意味で栄養療法は適しているかと思われました。
軽い貧血、軽い脂肪肝
こんにちは、院長の栗木安弘です。
貧血や肝障害は、かゆみや湿疹など皮膚トラブルの原因となります。
ただこのことは皮膚科も内科も認識がなく、
特に貧血や脂肪肝は軽い場合には治療適応がなく、
放置されていることがほとんどです。(経過見ましょうとも)
貧血は心不全、脂肪肝はNASHや肝硬変に発展する可能性があるため、
クリニックでは造血に必要な栄養補給や抗酸化対策を出来るだけ勧めております。
しかし、皮膚は皮膚科、内蔵は内科というように、
個々の臓器だけをみる専門医療では、こうした栄養の対策を提案しても結局は内科主治医の意見が優先される方が多いようです。
それでも個人的には、全身から皮膚をよくすることを目指しております。
経皮感作
こんにちは、院長の栗木安弘です。
昨日の番組で取り上げておられました。
皮膚からアレルギー物質が入って食物アレルギーを引き起こすということです。
そのためスキンケアの重要性を強調されていましたが、
保湿剤や塗り薬にも主成分以外に保存料や添加物が含まれています。
皮膚に長期間塗布することでそれらに感作される可能性はないのでしょうか。
他の医師がアレルギー発症と免疫力の話をされておりましたが、皮膚や粘膜は免疫の最前線です。皮膚に必要な栄養によって皮膚バリア機能を上げることがアレルギー反応を抑えたり感作を防ぐ対策ではないかと思います。
また、若い女性に感作が増えているということですが、
鉄不足や貧血など栄養障害がベースにあるかもしれません。
食生活の乱れで腸内環境も悪化している可能性もあります。
番組を観て共感される医師は多いと思いますが、
私は皮膚科専門医もやはり塗ることしか頭にないなぁと感じました。
禁煙
こんにちは、院長の栗木安弘です。
昨日の水曜日のダウンタウンは禁煙企画でした。
ゲームで勝ったらタバコが吸えるという内容で、勝つまで何時間もタバコが吸えないというヘビースモーカーには地獄のような企画でした。
負け続けている人はイライラして、笑顔が無くなり暴言を吐いたりされていましたが、
私も吸ってたのでその気持ちはよくわかります。
タバコは、朝起きたて、食後、飲酒中が最高に美味しかったです。
病院時代は診察終了後一目散に喫煙所に走ってました。
院内禁煙となってからは屋上で隠れて吸っておりました。
体のことを思って無添加のタバコでしたが、相変わらず歯の汚れはひどかったです。
一応、40歳で禁煙と決めてましたが、栄養のことを学ようになって少し早い時期に禁煙することができました。禁煙すると太ることが多いので、そういったことも踏まえて栄養療法にも取り組みました。
やはりタバコは活性酸素により老化を促進しますので吸わない方がいいです。
明けましておめでとうございます。
明けましておめでとうございます。院長の栗木安弘です。
今年もよろしくお願いします。
ところで年始は、事情があってステイホームでした。
スティホームで分かったことは、風邪にはやはりビタミンCです。
特に風邪の初期や発病した場合には、
2〜3時間おきにビタミンCを1000mg摂取が効果的です。(肌もスベスベに)
クリニックは1月5日〜7日間は臨時休診となりご迷惑をおかけしましたが、
本日より通常診療となります。